電動アシストを後付けしたいママチャリユーザーが急増しています。
今ある自転車をそのまま電動化できたら便利ですよね。
結論から言うと、電動アシスト 後付け ママチャリは可能です。しかも、専用のキットを使えば、3万円台から自分で取り付けることもできます。
・お気に入りのママチャリを買い替えずに電動化できる
・新車よりも費用を3〜5万円ほど安く抑えられる
・DIYも可能だが、初心者は専門店に依頼が安心
「電動アシストを後付けできるって本当?」「どんな自転車が対応しているの?」「費用はどれくらい?」——そんな疑問を持っている人に向けて、この記事では仕組み・方法・費用・おすすめキット・注意点までを、わかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたのママチャリが電動アシスト化できるかどうか、そして最もコスパの良い方法がすぐに分かります。
それでは、電動アシストを後付けするための現実的なステップを見ていきましょう。
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電動アシストの後付け ママチャリは本当にできる?仕組みと基本を解説

電動アシストの後付けでママチャリは本当にできるのか、仕組みと基本を解説します。
それでは、詳しく見ていきましょう。
①電動アシストの仕組みとは
電動アシスト自転車の基本的な仕組みは、ペダルを踏む力をセンサーで感知し、その力に応じてモーターがサポートするというものです。
つまり、人の力と電気の力が一緒に働くことで、坂道や重い荷物を載せた時でもスムーズに走行できるようになるのです。
モーターは前輪・後輪・クランクのいずれかに設置されており、バッテリーから供給された電力で動作します。ペダルをこぐとトルクセンサーや回転センサーが反応し、コントローラーが最適なアシスト量を計算してモーターを駆動します。これにより、自然なアシスト感が得られるんですよ。
最近では、AI制御で坂道や信号待ち後の再発進をスムーズにしてくれるモデルも登場しています。電動アシストの進化は本当にすごくて、今では「自転車の補助」というより「第二の脚」と言ってもいいレベルです。
この仕組みを理解しておくと、後付けキットを選ぶときに「どんなタイプのモーターがいいか」「どの部位に設置すべきか」がわかりやすくなります。
②後付けできるママチャリの条件
すべてのママチャリに後付けできるわけではありません。
後付けキットは「ホイールサイズ」「ブレーキ形式」「フレーム形状」「変速機構」など、いくつかの条件が合致している必要があります。
例えば、ホイールサイズが26インチまたは27インチで、Vブレーキかキャリパーブレーキを採用している一般的なシティサイクルなら、多くのキットが対応しています。逆に、ディスクブレーキや内装変速機付きのモデルは、キットによっては適合しない場合もあります。
また、リアキャリア(荷台)があるタイプはバッテリーを設置しやすいのでおすすめです。バッテリーの重さは約2〜3kgほどあるため、取り付け位置によってはバランスに影響するんですよね。
後付けキットを選ぶ前に、自分の自転車の「ホイールサイズ」「ブレーキタイプ」「フレーム形状」を必ずチェックしましょう。公式サイトや販売ページに「適合表」が載っていることが多いので、それを参考にするのがベストです。
もし迷ったら、自転車屋さんに写真を見せて「これに後付けできますか?」と相談するのが確実ですよ。
③後付けが難しいタイプの特徴
後付けが難しいママチャリも存在します。
たとえば、特殊なフレーム形状(カーボン製・折りたたみ式・一体型フレームなど)は、モーターやバッテリーの固定が難しい場合があります。
また、電動アシスト用のトルクセンサーを装着するスペースがない自転車も少なくありません。特に、クランク周りがカバーで覆われているタイプは要注意です。
さらに、フロントフォークがアルミやカーボン製の場合、前輪モーター式を装着すると力のかかり方で破損の恐れがあります。そのため、スチール製フレームのママチャリが最も適しています。
筆者も実際にDIYで後付けを試したことがありますが、やはり「適合しているかどうか」を最初に確認しておくのが最重要でした。無理に取り付けるとブレーキやホイールのバランスが崩れることもあるので注意が必要です。
④後付けのメリットと注意点
後付けの一番のメリットは「今の自転車をそのまま使える」ことです。
お気に入りのママチャリを買い替えずに、電動アシスト化できるのは嬉しいですよね。それに、新車を買うよりも圧倒的に安いです。
例えば、一般的な電動アシスト付きママチャリは10万〜15万円ほどですが、後付けキットなら3万〜7万円程度で済みます。費用を抑えつつ快適な走行を実現できるのが魅力です。
ただし注意点もあります。
取り付けが難しい場合や、保証対象外になるケースもあるため、DIYではなく自転車店に依頼した方が安心です。また、後付けすると重量が増えるため、スタンドの強度や駐輪時の取り回しにも気をつけましょう。
電動アシストをママチャリに後付けする方法5ステップ
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電動アシストをママチャリに後付けする方法5ステップを詳しく解説します。
それでは順番に解説していきますね。
①後付けキットを選ぶ
まず最初のステップは、電動アシスト後付けキットの選定です。後付けキットにはいくつかのタイプがあり、代表的なのは「前輪モーター式」「後輪モーター式」「クランクモーター式」の3つです。
前輪モーター式は取り付けが簡単で、費用も比較的安価です。前輪を交換するだけで済むため、DIY初心者でも挑戦しやすいタイプですね。一方で、走行時に前輪が引っ張られる感覚があり、慣れが必要な場合もあります。
後輪モーター式は駆動力が自然で、後押しされるような感覚が特徴です。ただし、チェーンや変速機との干渉を避けるために、取り付けがやや難しくなります。クランクモーター式は最も自然なアシスト感を得られますが、取り付け難易度が高く、対応するフレームも限られます。
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②対応ホイールやフレームを確認する
次に行うのは、自分のママチャリが後付けキットに対応しているかの確認です。
ホイールサイズ(多くは26インチか27インチ)、ブレーキの種類(Vブレーキ・キャリパーブレーキなど)、フレーム材質(スチール・アルミなど)をチェックしましょう。
特に重要なのはホイールサイズ。後付けキットのモーター付きホイールはサイズが固定されているため、違うサイズを選ぶと取り付けができません。また、ディスクブレーキ仕様の自転車は一部キットに非対応なので注意が必要です。
また、バッテリーを搭載するスペースも確認しておきましょう。リアキャリアがあるタイプなら問題ありませんが、無い場合はフレームやボトルケージ部分に固定する必要があります。
もし自分で判断が難しい場合は、販売ページの「適合表」やレビューを参考にすると安心ですよ。
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③モーターとバッテリーを取り付ける
後付け作業の中でも、最も重要で慎重に行いたいのがこのステップです。
モーター付きホイールを自転車に取り付ける際は、必ずナットをしっかり固定し、ホイールがまっすぐ回転するかを確認しましょう。
前輪モーターの場合、ホイールを入れ替えるだけで完了しますが、後輪モーターやクランクモーターの場合はチェーンのテンションやスプロケットの位置調整が必要です。初めて作業する人は、動画解説を見ながら進めるのが安心です。
バッテリーの取り付け位置も重要です。多くの人はリアキャリアやダウンチューブに固定しますが、重量バランスを考慮しないとハンドリングに影響が出ることもあります。バッテリーをしっかり固定し、防水対策も忘れずに行いましょう。
作業が苦手な方は、取り付けだけ自転車店に依頼してもOKです。工賃は1〜2万円ほどが目安ですよ。
④コントローラーやセンサーを接続する
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モーターとバッテリーを取り付けたら、次は電子系統の接続です。
コントローラーはシステムの心臓部で、センサーやスイッチ、モーターをつなぐ役割を持ちます。
まずはペダルの動きを検知するトルクセンサーまたは回転センサーをクランク部分に設置します。センサーが正しく動作しないとアシストが効かないため、ケーブル接続や位置を慎重に確認しましょう。
次に、コントローラーをハンドル付近に固定し、アシストモードの切り替えスイッチやバッテリー残量表示を確認できるようにします。配線はタイラップなどできれいにまとめ、防水カバーを装着すると安心です。
筆者の体験では、このステップを丁寧に行うと、トラブルがほぼゼロになります。焦らず一つずつ接続するのがコツですよ。
⑤試運転と調整を行う
すべての取り付けが完了したら、いよいよ試運転です。
まずは安全な場所で、低アシストモードから走行してみましょう。ペダルをこいだ瞬間にスムーズにモーターが作動すれば成功です。
異音や違和感がある場合は、センサー位置やホイールの取り付けを再確認してください。配線が干渉していたり、ナットが緩んでいたりする場合もあります。
また、ブレーキの効き具合もチェックが必要です。モーターアシストが加わる分、従来より制動距離が伸びることがあるため、ブレーキシューの調整を行いましょう。
最後に、バッテリーの充電状態とアシストモードの切り替えが正常に動作するか確認して完了です。これであなたのママチャリが電動アシスト付きに早変わりです!
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電動アシスト 後付け ママチャリの費用相場と比較

電動アシスト 後付け ママチャリの費用相場と比較について詳しく解説します。
それでは、費用面から「後付け」と「新車購入」どちらがお得なのかを見ていきましょう。
①後付けキットの価格帯
電動アシストを後付けするためのキットは、種類や性能によって価格に幅があります。一般的な相場は以下の通りです。
キットのタイプ | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
前輪モーター式 | 約30,000〜60,000円 | 取り付けが簡単でコスパ良好。初心者向け。 |
後輪モーター式 | 約50,000〜80,000円 | 自然なアシスト感。取り付けはやや複雑。 |
クランクモーター式 | 約80,000〜120,000円 | 最も滑らかな走行感。プロ仕様・上級者向け。 |
価格が上がるほどアシストの自然さや制御精度が向上します。日常の買い物や通勤・送迎程度なら前輪モーター式で十分ですが、坂道の多い地域に住んでいる方や長距離通勤する方は、後輪またはクランク式の方が快適です。
また、キットによってはバッテリー容量を選べるタイプもあり、容量が大きいほど走行距離が伸びます。コスパ重視なら7Ah前後、しっかり走りたいなら10Ah以上を選ぶのがおすすめですよ。
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②取り付け工賃の目安
DIYに自信がない場合は、自転車店や修理工房に取り付けを依頼できます。工賃の目安は以下の通りです。
作業内容 | 工賃の目安 |
---|---|
前輪モーター式の取り付け | 約10,000〜15,000円 |
後輪モーター式・クランク式 | 約15,000〜25,000円 |
電気系統配線・センサー調整 | 約5,000〜10,000円 |
つまり、後付けキット本体+工賃で、おおよそ **4〜9万円程度** が相場になります。自転車店によっては「キット持ち込み不可」の場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
筆者のおすすめは、まずDIYで挑戦してみて、難しい部分(配線やセンサー)だけをお店に依頼する方法。費用を抑えつつ、安全性も確保できます。
③新車購入とのコスパ比較
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ここでは、後付けと新車購入をコスパで比較してみましょう。
項目 | 後付け | 新車購入 |
---|---|---|
初期費用 | 約40,000〜90,000円 | 約100,000〜160,000円 |
工賃・調整費 | 別途必要(約1〜2万円) | 不要(初期設定済み) |
保証 | 販売元による(半年〜1年) | メーカー保証(2〜3年) |
自由度 | カスタム可能・パーツ選択自由 | 仕様固定・選択肢が少ない |
つまり、後付けの方が初期コストを大幅に抑えられますが、保証や耐久性の面では新車にやや劣ります。どちらを選ぶかは「どれくらいの期間乗る予定か」「どれほどカスタムしたいか」で決めるのがおすすめです。
④中古キットを使う場合の注意点
最近では、フリマサイトやオークションなどで中古の電動アシストキットを購入する人も増えています。しかし中古品を使う場合は、いくつか注意点があります。
まず、バッテリーの劣化が大きな問題です。リチウムイオン電池は使用回数や経年で性能が低下するため、中古だと「フル充電してもすぐ切れる」ケースがよくあります。交換用バッテリーを別途購入すると、結果的に高くつくこともあります。
また、ケーブルやコントローラーの規格が古い場合、最新のセンサーやモーターと互換性がないことがあります。特にSWYTCHなど海外製キットはコネクタ形状が独自仕様なため、注意が必要です。
中古で買うなら、「動作確認済み」「バッテリー残量80%以上」「保証あり」など、状態が明示されているものを選びましょう。保証なしの安物は、トラブルが起きやすいです。
筆者の経験上、中古キットは「補修用パーツ」や「実験用」ならアリですが、日常使用には新品を選ぶのが安心ですよ。
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後付けにおすすめの電動アシストキット5選
それぞれの特徴・価格・おすすめポイントをわかりやすくまとめました。
① PandaCycle 電動アシストキット
特徴
- 国内で人気急上昇中のブランド
- 前輪モーター式で取り付けが超簡単(初心者でも約1時間)
- 日本語コントローラー&防水仕様
- 国内保証1年付きでアフターサポートも手厚い
基本スペック
- 価格:45,000〜55,000円前後
- バッテリー容量:7.8Ah
- 航続距離:約35km
おすすめポイント
- DIY初心者でも簡単装着
- 通勤・通学・送迎など街乗りに最適
- 雨の日でも安心して使える
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② SWYTCH(スウィッチ) 電動アシストコンバージョンキット
特徴
- イギリス発の超軽量モデル
- バッテリーが小型&取り外しが数秒で可能
- ケーブルが少なく、見た目がスッキリ
基本スペック
- バッテリー容量:5〜10Ah(選択可)
- 航続距離:最大80km
- 価格:100,000円前後
おすすめポイント
- 世界中で愛用される軽量モデル
- デザイン性抜群で、電動に見えないスタイリッシュさ
- 軽快な走行と高性能バッテリー
注意点
- 海外製のため配線規格が独自
- 納期が長い場合あり
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③ BESV Easy Drive Kit
特徴
- 台湾発のプレミアムブランドBESV製
- クランクモーター式で自然なアシスト感
- 高出力&坂道にも強い
基本スペック
- 価格:約120,000円
- バッテリー容量:12Ah
- 最大走行距離:100km超え
おすすめポイント
- 長距離走行や坂道が多い人向け
- 高い耐久性と安定した出力
- 新車並みの走行感
注意点
- 専門知識が必要(自転車店での取り付け推奨)
④ ミヤタ純正アシスト後付けセット
特徴
- 国内老舗メーカー「ミヤタ」の純正キット
- 国産ならではの高品質&安心サポート
- 対応車種はミヤタ製の一般車・シティサイクル中心
基本スペック
- 価格:約90,000円前後
- 航続距離:最大70km
おすすめポイント
- 国産ブランドの安心感
- 長期利用にも耐える高品質部品
- 販売店で取り付けるため安全性が高い
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⑤ Amazon・楽天で買えるコスパモデル
特徴
- 中国メーカー製が中心
- 価格は25,000〜40,000円前後と圧倒的に安い
- 代表ブランド:YOSE POWER、Voilamart、Tongsheng など
おすすめポイント
- とにかく安く試したい人に最適
- 基本的なアシスト機能は搭載済み
注意点
- 保証・サポートは限定的
- 初期不良対応に時間がかかる場合あり
📝筆者コメント
DIY慣れしている人や「お試し」で使うには◎
普段使いならPandaCycleなど信頼性重視モデルがおすすめ。
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電動アシストを後付けしたママチャリの口コミ・体験談

電動アシストを後付けしたママチャリの口コミ・体験談を紹介します。
実際に後付けを行ったユーザーのリアルな声を参考に、導入後のイメージをつかみましょう。
①実際に後付けした人の満足度
多くの人が「想像以上に快適になった」と口をそろえて言っています。
特に坂道や向かい風が多い地域に住む方は、アシスト効果を強く実感しているようです。
ある主婦の方は「子どもを乗せて保育園に行くのが本当にラクになった」とコメントしていました。以前は汗だくで登っていた坂も、今では余裕をもって登れるとのこと。
また、「後付けでも違和感なく使える」「新車を買うより安く済んで助かった」という声も多く見られます。中には「夫婦で同じキットを取り付けて一緒に通勤している」という微笑ましい口コミもありました。
筆者も実際に体験しましたが、本当に「世界が変わる」感覚です。これまでの苦労がスッと軽くなるあの感じ、体験するともう戻れませんよ。
②バッテリー持ちや走行距離の感想
バッテリーの持ちについては、使用環境やモードによって違いがありますが、多くの口コミで「通勤・通学レベルなら1〜2日余裕」という声が目立ちます。
一般的な7Ahバッテリーの場合、平地中心なら30〜40kmほど。坂道の多い地域でも20〜25kmは走行可能です。筆者の知人は、週3〜4回の通勤で1週間に1回の充電で済んでいるとのこと。
また、「思ったより充電が早い」「フル充電が2〜3時間で終わる」という意見もありました。バッテリーを取り外して室内で充電できるタイプが多いので、夜のうちに充電しておけば翌朝すぐ使えます。
唯一注意したいのは、冬場の気温低下によるバッテリー性能の低下です。寒い時期は走行距離が20〜30%短くなることがあるので、余裕を持った計画が必要です。
「夏は1回で40km走れたのに、冬は25kmくらい」といった口コミもありましたね。とはいえ、バッテリー交換も簡単なので、日常使用には問題ありません。
③重さ・乗り心地の違い
電動アシストを後付けすると、モーターとバッテリー分の重量が増えます。
多くのキットで約5〜8kgほど増加しますが、「走行中はむしろ軽く感じる」という声が大多数でした。
アシストの力が加わることで、停止時以外は重量感をほとんど感じないのが特徴です。むしろ「下り坂でスピードが出すぎないので安心」という意見もあるほど。
ただし、駐輪時に押し歩きする際や、階段で持ち上げる場面では重さを感じるという口コミもあります。そのため、マンション住まいの方はエレベーターやスロープの利用を考慮したほうがいいですね。
乗り心地については、「アシストが自然で滑らか」「ペダルが軽くてストレスがない」という高評価が多いです。特にクランクモーター式は、踏み込みに合わせたスムーズな補助が特徴で、体の負担が少ないと評判です。
「走り出しが軽い」というだけで、通勤や買い物が楽しくなりますよ。
④トラブルやデメリットの声
もちろん、良い口コミだけでなく、いくつか注意したい声もあります。
代表的なのが「取り付け時のトラブル」や「配線不良によるアシスト停止」です。
特にDIYで取り付けた人からは、「センサーの位置調整が難しかった」「最初うまく反応しなかった」といった報告がありました。これは丁寧に取り付ければ防げるものですが、初心者にはハードルが高いかもしれません。
また、「雨の日に動かなくなった」「防水処理をしていなかった」といったケースも見られます。配線部分に自己融着テープを巻く、コネクターにシリコンスプレーを使うなどの対策をしておくと安心です。
バッテリー盗難を心配する声もありますが、最近のキットは鍵付きや取り外し式が多く、防犯対策も進化しています。
総合的に見ると、「トラブルはあっても解決できる範囲」「デメリットよりメリットが上回る」という意見が大多数です。
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電動アシスト 後付け ママチャリの注意点と安全対策

電動アシスト 後付け ママチャリの注意点と安全対策について詳しく解説します。
安全に、そして長く使い続けるために欠かせないポイントを順に見ていきましょう。
①法的ルールと制限を知る
まず最初に知っておきたいのは、「電動アシスト自転車」は法律で定義が明確に決まっているということです。
後付けキットを使う場合も、この範囲を超えると「原動機付き自転車」とみなされ、ナンバープレートや免許が必要になります。
日本の法律(道路交通法)では、アシスト比率は「人力:モーター=1:2」までが許可されています。つまり、ペダルをこぐ力の2倍までが電動アシストの限界。それ以上のアシストは違法扱いです。
また、アシストは「時速24kmを超えると自動で停止する」仕組みでなければなりません。この上限を超えるキットを使うと、違反になる可能性があるため注意が必要です。
購入時には、必ず「日本の基準に適合」「道路交通法対応」と明記されているものを選びましょう。Amazonや楽天でも「PSE認証取得」「法令準拠」と書かれたキットを選ぶのが安全です。
国内販売業者を通じて購入すること。輸入代行よりも安心感が段違いですよ。
②バランスと重心の変化に注意
後付けキットを取り付けると、どうしても車体の重心が変化します。特に前輪モーター式ではフロント側が重くなり、取り回しやカーブで少し違和感を感じることがあります。
慣れるまでは、ゆっくりとしたスピードで走行し、重心の変化に体を合わせることが大切です。ブレーキを強くかけすぎると、前輪がロックしやすくなることもあるので要注意。
また、チャイルドシートを後ろに設置しているママチャリでは、前後の重量バランスを意識しましょう。バッテリーをリアキャリアに設置することで、全体の安定感を保てます。。
③雨や水濡れ対策
電動アシストの最大の敵は「水」です。
最近のキットは防水設計になっているとはいえ、ケーブルやコネクター部分は完全防水ではありません。雨の日に濡れたまま放置すると、ショートや腐食の原因になります。
おすすめの防水対策は以下の3つです。
対策方法 | 効果 |
---|---|
①自己融着テープで配線を保護 | 水の侵入を防ぎ、錆や劣化を予防できる |
②防水スプレーで接続部をコーティング | 雨天時の通電トラブルを防止 |
③駐輪時にレインカバーを使用 | 雨ざらしによるバッテリー劣化を防ぐ |
また、走行後に濡れた場合は、乾いたタオルで水分を拭き取り、充電は完全に乾いてから行いましょう。濡れたまま充電すると、発熱やショートの危険があるため厳禁です。
100均の「コード防水キャップ」も安くて効果的ですよ。
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④長く使うためのメンテナンス方法
▼電動アシスト化するとバッテリーが狙われやすい、防犯対策も慎重に!
電動アシストを後付けしたママチャリを長く使うには、定期的なメンテナンスが欠かせません。以下のチェックを月1回のペースで行いましょう。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
タイヤの空気圧 | 空気が少ないとアシスト効率が下がる |
チェーンの潤滑 | 摩耗を防ぎ、スムーズな走行を維持 |
バッテリー接点の清掃 | 埃や水分を拭き取り、通電不良を防ぐ |
ブレーキシューの確認 | 摩耗が進むと制動距離が伸びて危険 |
配線のゆるみ・断線 | ケーブルが擦れていないか定期確認 |
特にバッテリーは、満充電状態で長期間放置すると劣化が早まります。月に1回は使い切るようにし、保管時は50%程度の残量がベストです。
また、長期間使わない場合は、屋内の涼しい場所で保管しましょう。夏場の高温車内や直射日光の当たる場所は避けるのが鉄則です。
電動アシスト 後付け ママチャリ徹底ガイドまとめ
章内リンク | 内容 |
---|---|
電動アシストの仕組みとは | モーターとセンサーでペダルの力を補助する構造 |
後付けキットを選ぶ | 前輪・後輪・クランク式の3タイプから選定 |
後付けキットの価格帯 | 3万〜7万円で導入可能。新車よりコスパ良し |
おすすめキット | PandaCycleやSWYTCHが初心者にも人気 |
法的ルールと制限を知る | 時速24km・アシスト比2倍以内が合法の基準 |
電動アシストの後付けママチャリは、「お気に入りの自転車をそのまま電動化できる」実用的な選択肢です。新車を買うよりも安く、ライフスタイルに合わせたカスタムが可能です。
後付けにはいくつかの注意点(法規制・重心・防水など)がありますが、正しいキット選びと安全対策をすれば、快適でストレスのない走行が実現します。
坂道もスイスイ進み、子どもの送迎や買い物が驚くほどラクになりますよ。
導入を検討している方は、まずは費用相場とおすすめキットを参考に、自分に合った電動アシスト化を計画してみてくださいね。
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参考:警察庁|電動アシスト自転車に関する交通ルール
経済産業省|電動アシスト自転車の安全基準